覚えておくときっと役立つ!ヨウガンカモメ(イワカモメ)の衝撃ボイス

ヨウガンカモメ(イワカモメ)の衝撃ボイス アイキャッチ

突然ですが、ガラパゴス諸島の動物のモノマネって難しくないですか?
ウミイグアナやゾウガメのマネなんて、せいぜいその歩き方は再現できてもまず相手に伝わらないですよね。
アオアシカツオドリは足を青くしないといけないですし…そしてそこまで準備したとしてもおそらくあまりウケない。

そこですごくおすすめなのがヨウガンカモメ(イワカモメ)です。
私はガラパゴス在住時、現地の方々にこの声マネを何度か披露しましたが百発百中で非常にウケました。
日本ではほとんどの人が「え?そんな鳥知らないし」と思うはずでしょうが、大丈夫。
このカモメの声マネは例えヨウガンカモメ(イワカモメ)を知らない人相手でもきっとウケます。

「ねえ、何かおもしろいことやってよ」
そんな恐怖のフリに悩まされてきた皆さん、今日からこのモノマネを是非レパートリーに加えてみてください…!
※記事の後半に動画があるので何度でも見て・聞いて練習してみてくださいね♪(^3^)-☆

そもそもヨウガンカモメ(イワカモメ)ってどんな鳥?

ヨウガンカモメ(イワカモメ)は、ガラパゴス諸島の固有種のカモメです。
実は世界で最も生息数が少ないカモメで、ガラパゴス全域合わせても1000羽ほどしかいないと推測されています。

座るヨウガンカモメ(イワカモメ)

「えっ!そんな危機的状況のカモメなの?さぞかしか弱い子たちなのでしょう…」
と思いますよね?

ガラパゴスで実物を見ると、だいぶギャップがありますよ。

人に寄っていくヨウガンカモメ(イワカモメ)

ご覧ください、この人との距離感。
まるで公園のハトです。

ベンチに座っている方々に自ら「よーよー元気?」とばかりに絡んでいくスタイル。
絡まれた側も思わず笑ってしまいます。

またある時には、海辺のボート内でランチしていると

しれっと輪に入ってくるヨウガンカモメ(イワカモメ)

しれっと輪に入ってくる。

見つめてくるヨウガンカモメ(イワカモメ)

「よく噛んで食べろよ。」とでも言うかのように食事の様子を眺めてきます。
しかし、非常に分別があるようで決してこちらの食べ物を強奪はしません。
和やかなランチタイムの様子を見るだけ見て、そのうち帰っていきます。

お兄さんとヨウガンカモメ(イワカモメ)

近付いてきて写真を撮るお兄さんにも全く動じません。
「あたしたち肖像権フリーだから、どんどんどうぞ」とでも言いたげです。

とにかく、こちらが驚くほど人間を恐れません。

本当にこれが絶滅の危機にあるカモメなの?と思ってしまうほど、ガラパゴスでは身近でお馴染みの存在なカモメです。

どうしてモノマネ向きなの?

カモメというと、涼しげな癒しボイスを想像される方が多いですよね。
このカモメは違います。
破壊力抜群の笑い袋ボイス。

そして声量がすごい。
私は彼らがよく鳴いている魚市場から徒歩10分の場所に住んでいましたが、窓を閉めていても聞こえてきました。
そのためもう数えきれないほど耳にしてきたのですが、いまだに毎度毎度「轟くなぁ。」と感心してしまいます。

お待たせ致しました。
こちらがそのお声でございます!


そう!ポイントはこの「カー!カー!」を重ねて勢いづいたあとの
クルルルルル アハーハーハーハーハー!
でございます。

この瞬間を撮影するの実はすごく大変だったんです。
なぜなら、この「クルルルルル アハーハーハーハーハー!」はいつやってくるかわからない。

「カー!カー!」と鳴き出したので、おっ来るか!とカメラを構えても、結局カーカーを繰り返すだけでピークが来なかったり、ひどい時には突然黙ってスンとしてしまうのです。
「○回カーカーしたあとにサビを迎える」といったルールを定めて頂ければこちらとしてはありがたいですよね。

モノマネでは是非この「クルルルルル アハーハーハーハーハー!」を、ヨウガンカモメ(イワカモメ)になりきってしっかりやりきってくださいね。
ここで恥ずかしがってしまうと痛々しくなりますよ。
これから年末に向けての様々なイベントシーンで是非使ってみてください♪

~このブログの著者の本『バットフィッシュ 世界一のなぞカワくん』(さくら舎)好評発売中!~


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ABOUTこの記事をかいた人

ガラパゴスバットフィッシュ愛好家、NPO法人日本ガラパゴスの会スタッフ。著書『バットフィッシュ 世界一のなぞカワくん― ガラパゴスの秘魚』(さくら舎) 。 たまたま本で見たガラパゴスバットフィッシュに大恋愛し、大学在学中に2度ガラパゴス諸島に渡航、バットフィッシュを観察。 卒業後は、ガラパゴス諸島のチャールズ・ダーウィン研究所のボランティアスタッフとして活動。およそ1年半をガラパゴス諸島及びエクアドル本土で生活した。現在、ガラパゴスバットフィッシュやガラパゴス諸島に関する寄稿、トーク、講演、メディア出演等を行っている。