前略 ガラパゴスバットフィッシュ様
ご報告が大変遅くなりましたが…5月18日、朝日新聞全国版朝刊に掲載していただきました!
デジタル版の記事はこちらです↓
https://www.asahi.com/articles/DA3S15297139.html
こちらの記事、あなたのお写真の前にお茶とともにお供えしましたから、きっともうご覧になりましたよね。
取材していただいた島崎周記者は、中高の同級生で部活も6年一緒だった大切な友人なのです。
記事に掲載する写真を撮影する際、あなたがきちんと良い感じに写るようにポジションをセッティングしてくださいました。
私だけでなくあなたの写りまで気遣ってくださった島崎記者、素敵ですよね。本当にありがとうございます!
どうぞご心配なく
私にはもったいないほどの素敵な記事にしていただきとても嬉しく思っています。
一方、記事をご覧になった一部の方から「おつらかったんですね…」というお言葉を頂戴したので、少しコメントさせていただきます。
大丈夫、ご心配には及びませんよ!
記事にあった通り学校でしんどい思いをしたのは事実ですが、それは一時的なことです。
人生のほとんどの時間は周りに恵まれてきたと思っています(申し訳ないくらい)。
ずっとずっとつらかったわけではありませんよ。
新聞記事の形式で限られた字数で書いていただいたため、ややダイレクトに悲壮感が漂ったのかもしれません。
特に深刻さが増したのは、「すれ違う野良猫や電線にとまるカラスは自分を避けずに何事もなかったように過ごしている」という部分だそうで。
「よほどの人間不信に陥った人の発想だね」とお言葉をいただき、びっくりしてしまいました。
私としては全然そんなことないのです。
少しばかりしんどかった小学校時代のある日の下校時、いつものように電線に鳥がとまっていたり、野良猫とすれ違ったり、蟻が働いていたり、花が咲いてる様子を見て「この生き物たちは私をわざと避けたり攻撃することもないな」と気づきました。
それは「生き物だけは私を避けずに認めてくれてる!」と思ったわけではなく、「そうか、私がここに存在しようがしまいが、生き物たちの世界は何も変わらないんだな」という発見でした。
それに気づいたら、すっごく心が楽になりました。
当時つらかった教室の中だけが世界の全てではないと思えるようになりました。
だからもし、あなたが今属している環境がしんどいなら。
異なる環境へ目を向ければ、出ていけば、きっとあなたを取り巻く世界は変わります。
ガラパゴスバットフィッシュ界でつらい思いをしていたとしても、だからといって他の生き物や海はあなたをつまはじきにはしません。
なんなら頭上の水面を越えた先に、あなたを愛してやまないニンゲンだっていますから、思いつめないでくださいね。
え!?まだ読んでない!?
なんだか色々語ってしまいましたが、もしかしてまだ記事をお読みになっていませんか!?
紙面がほしい、という場合はこちらのリンク先をご参照ください。
過去一ヶ月分のバックナンバーは販売されているとのことなので、あと約10日しかありませんがお問い合わせくださいませ。
デジタル版の記事であれば、朝日新聞デジタルの有料会員になるといつでもお読みいただけます。
初めて有料コースに申し込むと、一ヶ月無料で記事が読めるそうです(利用期間終了から一年以上経っている方もOKだそう)。
詳しくは以下のリンク先をどうぞ!
https://faq.digital.asahi.com/faq/show/25?site_domain=default
あなたもばっちり写っていますし、私からあなたへの愛もしっかり書いていただいた素敵な記事、是非ともお読みになってくださいね。
それでは、お身体にお気をつけてお過ごしください。
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